福井ラボ塾とは
クリエイティブディレクター福井崇人によるパーパス思考、パーパスを軸に生きる考え方を身につけるための私塾。
現在多くの企業で取り入れられているマーケティングの考えである「パーパス」を個人の人生に応用し「マイパーパス」を見つけます。マイパーパスを持つことで自分の目指すべき道がわかり迷わなくなるだけでなく、よりよく社会とつながることができます。
マイパーパスを見つけるワークを実施し、講師と一緒にマイパーパスを探ります。
また面談や課題を通して、設定したマイパーパスを元に、周囲や世界との関わり方が変わるように働きかけます。
福井ラボ塾は、年齢・性別・業界をとわず、すべての方に開かれています。
個人・グループ・企業研修による自己価値発見プログラム(社会人向け)
組織で働くひと
・組織の中で成果を思うように出せていない人
・年齢や立場の変化の中で、自分らしく働けていないと感じる人
・定年後を見据えて新しい生き方を模索している方
個人事業主・経営者
・独立・起業後、行き詰まりを感じている人
・収益を追いかけることに必死で、仕事にやりがいを見出せていない人
・事業は軌道に乗っているものの、将来が不安な人
芸能関係・スポーツ関係
・経験や実績、人からの評価はあるものの、自分の生き方に納得がいっていない人
・働きがいが見えなくなっている人
・セルフブランディングを考えたいと思っている人
クリエイター
・ひとりで成長を目指すことに限界を感じている人
・自分にしかできない表現を作りたい人
・ソーシャルデザインを学びたい人
企業研修として
社員がリーダーとして育つ/社員の離職率を下げる/新規事業を生む人材が生まれるなどの効果があります。
個人・グループ・企業研修とわず個別に望むものや、ご状況をお伺いしプランニングし、お見積もりいたします。
約半年の受講を目安としていますが、期間・回数等も含めてお気軽にご相談ください。
企業研修・社会人クラスの感想
企業向けマイパーパス研修
受講後アンケート
大手損害保険会社マネジメント層向け 企業研修事例
今までにない研修で、気付きになる有意義な研修であったと思います。
同世代の人たちに、自分発見の観点でお勧めしたい
専門家による1on1は、上司や同僚との対話と違った目線で自分や組織を見つめ直す機会となる。
自己および業務の変革にもつながると思う。
福井先生が個別に強みを見い出していただいたのは非常に有益だった。
社会人クラス(クリエイティブ職)の卒業課題
池辺楽器店渋谷旗艦店「イケシブ」
「楽器は強い、武器よりもずっと。」ポスター
2022年ロシアのウクライナ侵攻のニュースを受け、池辺楽器店の渋谷旗艦店「イケシブ」に対して自主提案を行いました。
イラストレーターの本田亮さんのイラストにコピーをつけ、デザイン化。企画が採用され、ポスターの作成ほかチャリティグッズの販売に繋がりました。マイパーパスが見えたことで自分たちがすべきことが明確になりソーシャル・アクションに繋がった事例です。本企画は池部楽器店としてPR TIMES「プレスリリースアワード2022」にて「ソーシャル賞」も受賞しました。
産学連携プロデュース(企業・学校・学生向け)
学生にマイパーパスの講義を実施し、マイパーパスを設定後、産学連携として学生に課題を与え、実装まで行います。福井は広告代理店勤務時代から、コミュニケーション・デザインに関する授業の依頼を断ることなく受けつづけ、22年間で26大学、約8000人の大学生に講義。そこで多くの学生の自己肯定感が低いことに危機感を感じ、個人の「パーパス(存在価値)」の作り方の指導をはじめました。そしてひとりひとりの個人的なパーパスが社会を動かすチカラになることを証明すべく、学生をビジネスの現場に連れ出し、学生が企業に提案したり、企業と学生が一緒になって議論を交わす場をつくるという取り組みを開始しました。ご関心をお寄せいただける企業様、学校様のご連絡をお待ちしております。
学生が得るもの
1 自身の成長
2 就活を見据えた戦略と実績づくり
参加大学が得るもの
1 専任教員へのサポート
2 産学連携担当者の実績づくり
3 企業と他大学のつながり
4 立て付けそのものがPR効果
参加企業が得るもの
1 学生の瑞々しい感性 、アイデア
2 立て付けそのものがPR効果
3 社員教育・リクルート
4 CSR・CSVとして
5 新規案件開発
産学連携プロデュースの事例
マザーハウス
期間限定ショップの
コンセプトビジュアル
マザーハウス×大丸京都店×
京都精華大学・嵯峨美術大学
大丸京都店で行われたマザーハウスの期間限定ショップのコンセプトビジュアルを作成しました。題材となるマザーハウスの商品は、回収したレザーから生まれるリメイクバッグ「RINNE(リンネ)」 。学生は、大丸京都店の掲げる「しまつのこころ(モノを大切に、最後まで無駄なく使い切ること)」 を念頭に、マザーハウスのデザイン哲学、パーパスデザインやコピーライティング術を学び、ビジュアルを作成。プレゼンテーションを行い、メインとなるビジュアルが選ばれました。
過去に受講した学生たちの感想
自分の存在意義、私が生きる目的について考えた。 今日の講義で自分のミライが見えた気がする。(A.K.さん)
自分の経験や感情は、他者の心を動かす大きな動力源になりうるということを学びました。(Y.A.さん)
パーパス思考を学んで今後活かせそうなことは、自分の弱みを活かすということです。 強みを探そうとしてもなかなか自分では分からなかったけれど 弱みが他と差別化してくれるという言葉は1番印象に残りました。(A.O.さん)
「福井ラボ塾」設立の経緯
大学での客員教授をしていた際、産学連携の取り組みは「福井ラボ」、学生向けの私塾は「福井塾」として開講。
しかし客員教授の任期終了のタイミングで、学生から「まだ指導を続けてほしい」と懇願され、2021年学生向けの私塾「福井ラボ塾」としてオンラインで教えることを開始。学生がそのはじまりをつくらなければ、「福井ラボ塾」はありませんでした。
またその後、著書の出版を通して、社会人の方々からの問い合わせや企業からの人材教育の依頼が増えるなかで、
社会人の方にマイパーパスについてお教えすることの価値を強く感じるようになりました。ミドルエイジ〜シニアの方、管理職の方にもご好評いただいています。
そこで、すべての人に開かれた私塾として再始動しようと思いました。
学生が作成した2つのロゴについて
自発的に行動し育っていくこと。自分の存在意義を見つけて、身につけて自分らしさを切り開いていくという意味を込めてカスタノスベルマムのジャックと豆の木のモチーフである苗と、それを自分の手で掴み取ろうとしているところをイメージしています。
鳴海有花(福井塾第1期生)
クリエイティブ・ディレクター
福井 崇人 Takashi Fukui
パーパスコーチ/パーパスブランディングコンサルタント/クリエーティブディレクター/アートディレクター。
兵庫県尼崎市出身。金沢美術工芸大学商業デザイン学科卒。電通に入社。2005年に2枚目の名刺活動として一般社団法人2025PROJECT発起。
2008年に社内外横断型チーム「ソーシャル・デザイン・エンジン」発起。2016年に独立。
社会構想大学院大学コミュニケーションデザイン研究科卒業。
ブランド戦略においてパーパスをもとに、クリエーティブディレクション、戦略PR、広報、アートディレクションを統合するトータルプロデューサー。
大量生産大量消費型の仕事が原因で鬱になってしまったり、ダウン症の次男が永眠したなどの経験から、弱者の支援をしようとソーシャルデザインのメソッドを開発。その手法を使って、社会のソーシャルシフトに挑戦。クリエイティブディレクター・アートディレクター・コンサルタント・地域ディレクター・プロデューサーとして約70 社のスポンサー担当、約100 件以上のソーシャル活動を起こす。2003年環境省「環の国くらし会議」分科会メンバー。カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル、ニューヨークADC、東京ADC賞など、国内外の広告賞の受賞歴多数。共著「希望をつくる仕事ソーシャルデザイン」は全国の自治体や企業、教育機関の副教材として使用されている。
近年の取り組みとして、ワークショップを通して企業の上位概念であるパーパスやコアバリューを開発し、そこから企業スローガン、ステートメント、ロゴマーク、商品開発、パッケージデザイン、店舗デザイン、広告キャンペーンを展開など組織全体をパーパスブランディングしている。また、パーパスコーチとして企業研修や教育現場において個人のマイパーパスの開発をサポートしている。
事業構想大学院大学客員教授(2017年)
京都芸術大学客員教授(2018年〜2020年)
福井崇人株式会社
書籍「本当の強み」の見つけ方
福井のソーシャルアクション事例
CD、AD、プロデューサー、教員などの立場で参画したもの